バイヤージャーニーとは?バイヤージャーニーマップの活用例やメリットを紹介

投稿者: | 2022年8月21日

昨今アパレルビジネスにおいてもコンテンツマーケティングをビジネス戦略として施策をおこなう企業が増えてきた状況のなかで、「バイヤージャーニー」という考え方がとりわけ重要となります。ここでは、バイヤージャーニーとは何か、そしてバイヤージャーニーマップの活用例から、バイヤージャーニーマップを作成するメリットについて解説をしていきます。

バイヤージャーニーとは?

バイヤージャーニーは、バイヤーは顧客を意味し、ジャーニーは旅を意味しており、この二つの言葉を掛け合わせてつくられた造語です。

バイヤージャーニーとは、顧客が商品の購入やサービスを利用しようとするまでの過程、つまり、商品やサービスに興味をもってから類似のものを比較し、購入までのプロセスのことを指します。マーケティングの世界ではカスタマージャーニーという言葉もありますが、バイヤージャーニーとほぼ同様の意味で使われています。

バイヤージャーニーには、認知段階、検討段階、決定段階の3つのフェーズが存在します。それぞれのフェーズにマッチするコンテンツがあり、例えば認知段階では、SNSや動画などがあり、検討段階ではイベントやサンプル、そして決定段階では見積もりや価格表、フリートライアルといったものが挙げられます。

バイヤージャーニーマップの活用例

バイヤージャーニーを図式化したものをバイヤージャーニーマップといいます。バイヤージャーニーは複雑になってしまうと把握が難しくなるため、図で整理することでシンプルかつわかりやすくなっていきます。

以下、バイヤージャーニーマップの具体例を挙げます。

*認知段階

ペルソナの悩み:自社サイトの問い合わせが増えない

解決案:Web検索・SNS

最適なコンテンツ:SEO対策・SNS・動画・ブログ記事

このように、ペルソナの悩みを挙げ、その不を解消させてあげるための解決案と最適なコンテンツを挙げていきます。

これを、検討段階、決定段階でも挙げていき、項目ごとに表にまとめていきます。

バイヤージャーニーマップを作成するメリットとは?

バイヤージャーニーマップを作成するメリットは大きく分けて、3つあります。一つは、顧客視点に立って課題を見つけられること、二つ目は、社内で共通認識が持てること、三つ目は、顧客に対してどうアプローチしてよいか対策がしやすいということになります。

顧客視点に立つということがとても重要で、顧客の思考を分析し、解決策を考え、どういった施策が打てるのかということを検討することが必要になってきます。表にまとめることで、情報が整理され、社内で共有ができることも大きなメリットです。

まとめ

バイヤージャーニーの考え方は、マーケティング施策をおこなう上でも大切な考え方です。

アパレルビジネスを展開している方で、自社ブランドの売上を上げていきたいと考えている方は、是非バイヤージャーニーの考え方を取り入れてみてください。